※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、リズベット推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『ソードアート・オンライン25』を読了したので感想をば。
『ソードアート・オンライン25巻』感想
あらすじ
ムタシーナとの決戦を控えたキリト達。
謎の窒息魔法《忌まわしき者の絞輪》を刻まれた100人を率いて襲来する予定のムタシーナを、どう打倒するのか。
アルゴや元インセクサイトのハイミー達も加わって対策を練る。
キリトは自身にも刻まれている《忌まわしき者の絞輪》の存在を隠すが…?
一方、アンダーワールドでも新たな戦いが起きつつあった。
ユージオと同じ声でしかも似ている仮面男、エオラインがキリトに語る反乱の予兆とは…。
ってな感じです。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了した直後の僕のツイートです。
上のツイートを補足なんですが、「点と点が~」っていうのはストーリーのことです。
ユナイタルリングだけでなくアンダーワールドでも物語が展開してますからね。あちこちに伏線が貼られている状態です。
それらの点が少しずつではありますが繋がってきそうな気が…って感じ。
また、以前から貼られていた伏線がいよいよ回収されつつあるところも(例によってスゲェ良いところで終わりましたがw)
ツイートにもあるように、キリトとアスナが戦う様が個人的には気に入ってます。
この2人、主人公とヒロインですけど、連携して戦うってアインクラッド以降じゃロクにないんですよね(苦笑)
キリトとアスナのソードスキルが放たれるところ、最高だから是非読んで欲しい。
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
SAO25巻の面白かったところ
25巻で特に「面白い!」と思ったのは以下の3つです。
- ザ・ライフハーベスター戦
- ムタシーナ戦でのユイの活躍
- 封印されたセルカまでの道のり
1つずつ見ていきましょう。
ザ・ライフハーベスター戦
アインクラッド時代のボス戦を彷彿とさせる展開が熱かったですねぇ。
「ザ・スカルリーパー」に似ているってところも、否応なしにテンションを上げさせてくれます。
キリトがアスナに「スカルリーパーの攻撃パターンを覚えているか」と訊かれ、覚えてると即答した描写、
さらにザ・ライフハーベスターの高威力の攻撃に対し、タイミングを合わせて難易度の高いシンクロ・ソードスキルを決め続けるキリトとアスナ。
2人の関係の深さを感じましたなぁ。
これはアリスには真似できないぜ(ごめんアリス)
ムタシーナ戦でのユイの活躍
《忌まわしき者の絞輪》によってキリトもアスナも窒息状態、何だったら誰もかれもが窒息状態。
そんな中でユイがムタシーナに立ち向かっていったシーンがなぜか泣けました。
いやなんか、成長したなぁと。
アリシゼーションでの活躍は裏方で(これも泣けたけど)、今回は直接パパとママの危機に剣と魔法で戦うワケです。
読者の僕のテンションぶち上がるのも仕方ないw
この辺りの描写、結構気になるポイントでもあるんですよね。
これまで不敵に笑っているばかりだったムタシーナが、ユイを相手にしたときは少し苛立っているようにも感じました。
今回のユイはプレイヤー扱いですけど、他のプレイヤーとは明らかに異質です。
ムタシーナの中で何か感じるものがあったのかも…。
封印されたセルカまでの道のり
僕はキリトがアンダーワールドに行くたびに気になっていたんですよ。
『セルカはいつコールドスリープから目覚めさせるの問題』
よーーーーーやくセルカの姿(石化してるけど)を拝むことができました!しかもイラスト付き!!
ストーリー的には1番盛り上がったのはここかも。
個人的にはセルカが封印されている場所に至るまでの道のり、というか行程が良かったです。
- エレベーターに隠された80階へのボタン
- キリト達の4本の剣を突き刺す仕掛け
仕掛けそれ自体にもワクワクしますが、「キリト達が来れば分かってくれるだろう」みたいな思いが伝わってきてちょっとジーンときました。
キリトはエレベーターの仕掛けを作った誰かに毒づいてたけど、それもまた良いねぇ。
微妙だったところ
あくまでも現時点ではなんですが、ここまでに至るまでの話の進み具合が遅いのは気になるところです。
現状、舞台は以下の3つに分けられます。
- ユナイタルリング
- アンダーワールド
- リアル
リアルではアスナと神邑樒のやり取りに加え、そこから窺えるアスナの心情。
さらに神邑樒という人物そのものへの疑問などが描かれてます。
そりゃ舞台が3つもあれば遅くもなりますw
でもあとがきでは、ユナイタルリングとアンダーワールドの出来事が近付いて交差する時が来るはず、と書いてありました。
そうなれば、これまでの遅さによってカタルシスが生まれると思うんですよね。
なのであくまでも「現時点では」というワケです。
気になったポイント
「チラッとしか描写されてないけど今後重要になってきそう」
と僕が勝手に思ったポイントを片っ端から上げていくコーナーですw
- ヘカートⅡの残弾数6発→5発
- なぜ《忌まわしき者の絞輪》の最中にユイは動けたのか
- アンダーワールドとユナイタルリングの世界のサイズがほぼ同じ可能性
- 《忌まわしき者の絞輪》がアミュスフィアの強制切断を回避するため、作為的に心拍数をコントロールしている可能性
- 神邑樒が学校を休んだ理由
こんな感じ。
この中で特にピックアップしたいのは、地味なんですけど「ヘカートⅡの残弾数」です。
現状「無理やりやればどうにか使える最強装備」がヘカートⅡ。
今回のように、制約はありながらもピンチを乗り越える際に今後も使われそう。
その際に残弾を気にするシノンとか、見所になると思うんですよねぇ。
ユイが動けた理由についてはすぐ解説が入るかと思ったら、皆で肉喰いまくりの宴会で流れたw
考察
ここでは僕がストーリー上気になったところを好き勝手に考察していきます。
考察するのは以下の2つのポイント。
- アンダーワールドとユナイタルリングの繋がり
- アスナと神邑樒の接触から窺えること
1つずつ考えていきまっす。
アンダーワールドとユナイタルリングの繋がり
24巻の感想記事で僕は
僕「ユナイタルリングの「極光の指し示す地」はアンダーワールドなんじゃね?」
と考察しました。
これも可能性としてあると面白いとは思うんです。
でも今回ちょっと触れられた「アンダーワールドとユナイタルリングの世界のサイズがほぼ同じ説」で、また別の可能性があると思いました。
僕「この2つの世界、合体するのでは…」
何のためにサイズを同じにするんだろ、って考えたら思い浮かびました。
合体するためにサイズを同じにするというのは、ある話です(ドラゴンボールのフュージョンとか)
(2つの世界が1つに…っていうのも、何かのゲームであったような…)
その合体した世界が「極光の指し示す地」なのかなと(また突拍子もない考察だなとは自覚してますw)
- 誰が
- 何のために
- どうやって
って辺りは、仮想研究会やアンダーワールドへの侵入者が明らかにしてきそうな気がします。
神邑樒のことで乱れるアスナの心情
僕だけじゃないと思うんですけど、神邑樒がとにかく怪し過ぎてたまらんですw
何だったら
- 神邑樒=「先生」
- 神邑樒=ムタシーナ
- 神邑樒=ムタシーナの影武者
「この内のどれかじゃね?」なんて予想してるのも僕だけじゃないと思いたいですw
なんで学校休んでるんだ!神邑樒!!
ちなみに僕は影武者説を推したい。影武者の姿を見たのはキリトだけだからね。アスナが見たら…
まぁそれはさておき…
ここでは神邑樒の正体を直接考察するのではなく、アスナの心情についてです。
どうしてアスナは神邑樒と話すと気持ちが乱れてしまうのか。
アスナ自身は
「自分にあったもう1つの可能性を神邑樒に重ねている」
みたいな予想をしています。
SAO事件が無かったら、アスナはエテルナ女学院に通う続け、神邑樒のように海外進学を目指していたかも、とのこと。
でも僕には、エテルナ女学院の制服を着ている神邑樒の姿が、アスナに否応なくそういう風に思わせているだけではないか、と思うんですよね。
まだ大したことないですけど、アスナがこのまま「あったかもしれない自分」への思いを強くしたとします。
すると最悪、キリトと別れてでも人生を軌道修正しにかかるかもしれません。
考えすぎかもしれませんが、アスナにそう仕向けることが神邑樒の狙いなのでは…と僕は想像します。
理由付けとしては「キリトの最高の相棒でもあるアスナを精神的に追い詰めれば、キリトにも悪影響が出るから」ですね。
そうなるとユナイタルリングとアンダーワールドの情勢にだって悪い意味で影響するかもしれません。
それで得するのはいったい誰なのかって考えると……。
はい、また盛大に飛躍しましたゴメンナサイw
これだけ疑って神邑樒が潔白だったら笑うしかないw
SAO25巻の感想|まとめ
この記事では『ソードアート・オンライン25』の感想や考察を書いてきました。
やはり「ユナイタルリング」「アンダーワールド」「リアル」の3つの舞台が描かれると、ボリュームが凄い。。。
僕は神邑樒が特に気になりますねぇ。どうして学校を…(しつこいw)
ってな感じで記事中ではユナイタルリングの話題が中心でしたけど、アンダーワールドでも気になる要素はたくさんありました。
長くなり過ぎるんで今回は割愛しましたが(苦笑)
僕「エオライン、お前は何故ユージオ似なんや…」
26巻ではいよいよセルカが……って感じなんですかね。
ここで「石化を解くためには〇〇が必要」みたいなお使いクエストが発生しないことを願ってますw
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