※ネタバレ注意
どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。
『賭ケグルイ』第7話を見たので感想をば。
第7話 拒絶する女たち
結論から言ってしまうと、生志摩はギャンブラーというより「死にたがり」だったんですな…。
夢子のテンションが上がらない理由
まず前回のラストで気になっていた「夢子はなぜ自分の銃だと分かったか」という疑問については、単純に銃口に口紅を塗ったからでした。
その後も銃の重さの違いで(弾薬が入っていない分、夢子の銃のほうが軽い)自分の銃を当てたりと神業を発揮。
映像が反転していたなどのイカサマもありました。
が、
夢子のテンションは過去何度かあったギャンブルのときのようにテンションは上がらず…。
なぜなら生志摩は勝とうとしていなかったから。
生志摩にとっての「勝ち」とは。
生志摩はロシアンルーレットを他人にされたかっただけだったんですね…。彼女にとっての勝ちとは、負けて銃口を向けられるコトだったと。
ギャンブラーである夢子にしてみれば、最終的に自分が勝っても生志摩にとても勝ちではつまらないというコトなんですかね。
勝ちがあるというコトは負けがある。そこにスリルが発生するのに、生志摩のやり方ではそれがない。
夢子の台詞がトラウマ級w
夢子の「ムカつくんですよ、あなた」という台詞はめっちゃパンチが利いてましたなぁ。
早見さん至上、もっともヘビーな台詞だったのでは。
カカオ
俺妹であやせ役やってた頃だってあんな凄い台詞はなかったぞw
早乙女、生徒会入りを断る。
生志摩が汁だく状態で敗北していた裏では、生徒会長に生徒会入りを薦められた早乙女が誘いを断っていました。
断るだろうとは思ってたんですけど、生志摩の眼球が失われても何とも思わない会長の過去を知ったからだと、どうにも早乙女の安否が心配…。
下層を集めても結局…。
今回1番興味深かったのは会長の話ですね。水槽の魚を見ながら話していた「下層だけを集めたらどうなるか」というアレです。
個体が集まって集団になると、結局何かしらの共通認識が生まれ、それを元に上下関係、ヒエラルキーが生まれてくるんですかね…。
会社はともかくとして、似たような学力で入ったはずの高校や大学でさえ、何かこう謎の上下関係が人間関係の中にあったのを思い出しましたわ。
友達が多いとかコミュ力があるとか…。
ただ会長の話は、そんな生やさしい話ではなかったと思う…。恐ろしや。
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