「エアブラシ用アクリジョン専用薄め液」を振らずに使うとこうなる。

4 min

(2019年6月14日、記事終盤に追記有り)

始めに。というか追記。
この記事に書いてある内容は、エアブラシ用の薄め液を振らずに使用した際に分かったことです。

振らなきゃいけないのにド忘れてました…。

エアブラシ用アクリジョン専用薄め液は振って使おう!

どうもお疲れ様です。
エアブラシ武者修行中のカカオ(@kudoshin06s)です。

プラモの塗装をするにあたって「ラッカーは臭いがね…」問題にブチ当たる方は多いと思われ。

そこで使うのがアクリジョン!

クレオスが満を持して発売したエアブラシも筆塗りもドンと来い!な新しい水泳塗料!!

が!

これがめっちゃ癖あって使いにくい…。

このブログでも僕の分かった範囲で紹介したけど、いやぁムズ過ぎだろw

関連記事:エアブラシ初心者の僕がアクリジョンでガンプラ1体を塗装して分かったコト。

なんでこんな希釈ムズいの!?

なんでこんな詰まるの!?

って泣きそうになった…。

で、今回はアクリジョンの「エアブラシ用の薄め液」を使い、塗装の練習をしてみました。

最初に言っておくと、僕は結構良いと思った。

【追記】2024年12月現在、この記事で僕が使用したエアブラシ用うすめ液はもう販売されていません。「アクリジョン エアブラシ用うすめ液 改」となって新たに販売されています。

希釈は普通の薄め液よりやりやすい

エアブラシ用アクリジョン専用薄め液とアクリジョンの塗料

普通の薄め液はめっちゃシビアな希釈が要求されたんですけど、薄め液は結構テキトーでも大丈夫だった。

1対1にするみたいだったんだけど、適当過ぎて1対1だったかかなり怪しかったしw

それでも塗装する分には問題なかったですな。

こんな感じに塗れた

ランナータグに試し吹きした様子
下地は成型色のホワイト。

ランナータグ
下地は成型色のグレー。

下地による違いはどの塗料でも同じかと思われ。

塗装の仕上がりについては僕は許容範囲内です。

今回はとにかく「詰まらせずに塗装するにはどうすればいいか」を考えながら試行錯誤したかったんですよ。

ハードルが高いんだか低いんだか分からんw

「ていうか写真に写ってたパープルじゃないんかい!」

って言われそうなんで、パープルとエアブラシ専用の薄め液使って塗装したガンプラも載せておきます。

エアブラシ用アクリジョン専用薄め液を使用して仕上げたガンプラ
参照記事:【完成】HGグリムゲルデを改造・改修して仕上げました!!
太ももや胸部はアクリジョン専用薄め液塗装ですよ。

他はファレフォ筆塗りだけど。

夏場で外が暑すぎてしかも風が強かったんで断念したんですw

詰まりやすさは軽減された。

ラッカーのようにいかないのは相変わらずでしたなぁ。

少しずつ薄く吹いて重ねていく感じ。それでも1度詰まってしまった。

でも希釈しくじるとあっという間に「ブブブッ」とかなっちゃう普通の薄め液よりはずっと良いw

なお、勢いよく吹くとすぐ詰まります。
ニードル付近に塗料が溜まってそれが固まってしまからだと思われ。

でも後述するけど、エアブラシ専用の薄め液だと固まるというよりネバネバした状態になるんですよね…。

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乾燥時間が長くなった

普通の薄め液+アクリジョンでエアブラシ塗装したときは、吹いたそばからどんどん乾いていったんですよ。

けどエアブラシ用の薄め液は乾燥するまでが長め。

30分ぐらいして塗装したランナータグに触れてみたら、ネバネバと糸を引きました。

指紋もしっかりと残ってしまいましたわ…。

2時間ほど経ってたから再び触れてみると乾燥はしていましたね。ただ念のためにその後さらに24時間放置しといた。

今回薄め液を振らずに使って1番影響が出ているのが乾燥時間だと思われ。 薄め液のボトルにも書いてあるし(苦笑)

完全乾燥後は仕上がりは強い塗膜になった

力入れて引っ掻いても削れなかったのは驚き。

ネバネバしてたときはどうなるかと思ったけど、完全乾燥させれば最高かも。

ちなみにこれは24時間乾燥させた後の話。2時間程度の乾燥だと分かりません。

あえて強く引っ掻くことはないと思うけどw

エナメル塗料を拭き取ったら塗膜まで削れた

塗膜TUEEE!!

って感じだったんですけど…

エナメル塗料で拭き取ったら白くなった様子
エナメル塗料でスミ入れしたり汚したりして拭き取ってみたら、白い跡になってしまいました。マジか。

悲劇はさらに続きまっせ…。

塗膜が剥げた様子
拭き取っていくうちに、ついには塗膜が削れてしまった!!

誰だよ塗膜TUEEE!!とか言ったの。僕ですね。

ウェザリングカラーの拭き取りは問題なかった

ガンプラを作る上でスミ入れは欠かせない。

さあどうしよ…って考えた結果、ウェザリングカラーを使うことにしました。

これでダメならもうラッカーしか使わん!

結果は…

ふき取っても問題無かった様子

き・れ・い!

超KIREI!!

白く跡も残ってなければ削れてもいない!!

僕が気まぐれで塗ったアクリジョングリーンが健在でしたっ!!

今回はボトルを振らずに塗装したんで、もしかするとその影響がエナメルの拭き取りに影響しているかもしれません。

その他使い心地について

  • 臭くない!
  • 洗浄は乾いてない内なら水でどうにかなる!
  • 固まったら専用のクリーナーで(臭いはあるけどシンナー臭ほどキツくない)

ってな感じです。

ここら辺は普通にアクリジョン使ってるときと同じでしたね。

【まとめ】

ここまでの内容をまとめると

  • 普通の薄め液より希釈はかなり楽
  • 詰まりやすさは軽減された(それでも詰まるときはあるけど)
  • 乾燥時間は長くなった
  • 完全乾燥させると引っ掻いても削れない塗膜になる
  • でもエナメル塗料拭き取りで削れる塗膜にもなる
  • ウェザリングカラーの拭き取りは上手くいった

こんな感じですな。

やっぱ臭くないっていいっすねぇ(しみじみ

もっと塗装回数こなして試行錯誤は必要だと思うけど、普通にガンプラ塗装するぐらいなら今の僕でもいけそう。

試しに制作中のビルドストライクはアクリジョン塗装でエアブラシ用の薄め液を使ってみようと思ってます。

何か新たに分かったことがあれば、この記事に追記するか新しく記事を書きまっす!

【追記】エアブラシ用薄め液で全塗装してみたよ!

エアブラシ用薄め液を使用して、ビルドストライクを全塗装して完成させました!

それがこちら!

改造したビルドストライク

個人的にはかなり満足ですっ!
ちなみに今回はちゃんと薄め液を振ってから使いましたよw

エアブラシ用薄め液の使い心地は上々でした。
普通の薄め液で希釈してた頃より楽ですね。ありがたい。

改造したビルドストライクがライフルを構えている様子
(武器は一部筆塗りしてます)

ラッカーに比べるとまだ扱いにくさはまだあります。でもやはり「臭いがない」というのは最高のメリット!

エアブラシで臭い無しの塗料が、まぁまぁの使い心地で使える。

これって家族からラッカーの臭いで苦情が来てる方には救世主なのでは?

関連記事:【オリジナル】HGビルドストライク改め『アクアストライク』完成しました!

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