『はたらく魔王さま!12』感想

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※ネタバレ注意

どうもお疲れ様、カカオです。

はたらく魔王さま!12』を読んだので感想をば。

個人的にカワッちがいい味出していたかとw

親子喧嘩の最中に

11巻のラストでライラを往復ビンタするエミリアで終わったわけなんですけど、その後のライラとエミリアの親子の確執は12巻でも続行、むしろ酷くなっていく有様。

その最中、魔王とエミリアの距離は急激に縮まり(というかエミリアから寄ってきた感じ)、その様子に焦るちーちゃん、冷静に分析するカワッちなどなど。

12巻の読みどころはこんな感じに、魔王とエミリアの距離だと僕は思いました。いやぁおもしろかった。

今回エミリアは精神的に疲弊してしまったけど、魔王はそういうことはないのだろうか。

安定していると言えばしているし、エミリアを助けてに行ったあたり魔王の中でもずいぶんと心境の変化があったけれど、魔王のピンチになる様も読んでみたいなと。

そのときは、エミリアと魔王の立場が逆転していたりするとおもしろいかもしれない。

あと個人的に、カワッちの台頭から目が離せなかった。「なんなのまーくんなんなの?」には笑った。

物語の本筋は進んでいるようで今回はあまり進まなかったかな。

イルオーンの登場と彼の暴走によって、アシエスやアラス・ラムスもそうなるかもよみたいな話は見えたけど、じゃあどうするかってところでライラはエミリアに拒絶されちゃったし。

けれどゆっくりと着実に、物語の核心に進んでいると思う。

願わくば、このままゆっくり進んで魔王がマグロナルドの正社員になるまで描いて欲しい(笑)

マグロナルドデリバリー

魔王が原付免許を取る話が出てから随分立つんで忘れていたけれど、そもそもマグロナルドがデリバリーをするから免許を取るんでしたね(苦笑)

そして12巻にしてようやくマグロナルドデリバリー始動ですよ。

マグロナルドの目の前で働くセンタッキーの店長サリエルが木崎を指名してデリバリーを頼んだのが笑えた。

こういうマグロナルド業務の描写や芦屋の家事なんかのシーンを読んでいるとホッとするし、これぞはたらく魔王さま!って思ったりもする。

魔王さまの日常シーン、大好きです。

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